大切なデータを復旧させるために大切なのは、安易に業者を選ばないことです。近年、悪徳業者による被害件数が多くなっています。判断をあやまって悪徳業者を選んでしまうと、データを復元できないばかりか、元の状態にすら戻せないこともあります。 悪徳業者が使う手口を事前に知り、被害を未然に防ぎましょう。

悪徳業者による被害事例

無料に見せかけたトラブル!

業者に見積もりを依頼する際に、「初回見積もり無料!」と広告をだしながらも、実際はお金を請求してくる事例。 多くの業者が顧客獲得のため、見積もりを「初期診断無料」としています。
しかし実際に見積もりをだすと、診断自体は無料ですが、作業代金やそれに関する部品代を請求してくることもあります。また、診断後に作業を依頼した場合のみ診断料が無料になり、万が一キャンセルした場合はキャンセル代金をとることも。そしてお金を払わなければデータを返さないという悪質な事例です。

契約するように脅されるトラブル!

パソコンのハードディスクが起動しなくなった際に、業者とのやりとりで起きた事例。 悪徳業者の担当者がよく使う言葉は、「今データを復元しないと大変なことになる」「復元のチャンスは一回だけですよ」と緊急性をおして焦らせ、強引にすすめてきます。

あたかも丁寧に相談にのるフリをし、見積もりや修理にださせるのが悪徳業者の手口です。 実際には、復元の作業は一回だけとは限りません。ハードディスクが物理的に壊れている状態だとデータが戻らなくなってしまうことがありますが、論理障害だと調査復旧することは可能な場合もあります。

また、復旧作業は数回実施することができます。 業者のなかには、初めの段階では親切に相談にのり、契約の間際になると豹変して強引に契約に結びつけようとする手口があるので、注意が必要です。業者側の営業トークはあくまでも顧客獲得のための話術なので、のせられてはいけません。会話のなかで誠実、丁寧であっても、少しでも違和感があればその業者を選ぶのはやめましょう。

診断後のデータ、破損トラブル!

ハードディスクを見積もりで郵送して依頼した際に、戻ってきたディスクの一部が破損していた事例。 通常、業者に修理を依頼する際は見積もりにだし、実際に症状を診断してもらいます。
その後、業者から復旧にかかる見積もり額の連絡がきて、それに承諾すると修理が開始されるという流れです。 本来なら見積もり額が予算に合わなければ、修理の依頼をせずディスクを返送してもらうのですが、悪徳業業者は送られてきた。ディスクの扱いを粗末にすることがあります。
この事例では、業者からは説明もなく、こちらから問い合わせても、「発送後に傷がついているはず」「発送前は傷がない証拠の写真もある」の一点張り。証拠写真の提示を求めても、会社の守秘義務だからと見せてもらえなかったと言います。 そして最後まで説明をせず作業強制終了という手口です。 契約しないことが分かると、一変して対応が雑になり、最悪の場合さらに症状が悪化して返送されるという悪質なものです。

前金トラブル!

悪徳業者のなかには、前金制でお金を先払いして見積もりを行っている業者が多くあります。 作業の流れとしては、依頼する側が、修理前に業者にお金をわたし、業者はお金を受け取ってから修理作業に入るというものです。 一見、なんの損にもみえないかと思いますが、万が一、データの復旧ができなかったとしても業者からお金の返金はしないのです。

そして、業者に返金をかけあったとしても、作業代という理由で返金対応はかけあってくれません。 さらに悪質な業者は、症状の診断もきちんとせず修復不能と診断し、実際は修復可能であったというケースもあります。直そうとしてもいない依頼に無駄なお金を払い、さらに新しい業者を探さなければならないという手間もかかります。

良心的な企業だと成果報酬型というものを取り入れていて、修復不能と判断された場合は、返金に応じてくれます。 業者に修理を依頼する際は、データ復旧できなかった場合の対応や、返金方法をチェックしてください。

情報漏えいトラブル!

悪質業者に修復作業を依頼し、なかのデータが外部に漏えいしたという事例。 業者のなかには、あまり知識がない担当者がセキュリティー対策のされていないソフトでデータを復元するパターンがあります。

業者の担当者は何事もなかったかのように、データを返しますが、あとあと情報漏えいしていたことが発覚。 また、外部からハッキングされることがあります。さらに、悪質なのは、漏えいされた情報を転売するケースも。そうなると、個人情報が出回るという二次災害に発展します。そうなると、新たにトラブルに巻き込まれる恐れがあるのです。

データには個人情報がはいっているため、セキュリティーがしっかりしているかは慎重に調べましょう。セキュリティーが整っていない業者に依頼するのは、非常に危険です。 対策としては、ISO27001やプライバシーマークのように、セキュリティーを保障している業者を選ぶこと。セキュリティー体制がしっかり整っているかどうかは、業者選びの重要なポイントなのです。

悪徳業者の見分け方

ここでは悪徳業者を見分ける時の注意点をご紹介いたします。 万が一悪徳業者に依頼してしまうと、高額請求やデータ破損などトラブルに巻き込まれてしまいますので、しっかり見分けていきましょう。

ネットの検索順位を鵜呑みにしない!

業者作業を依頼する時、ネットで業者を探したり評判をみたりすると思います。その際に、ネットの検索表示を鵜呑みにしてはいけません。 なぜなら、サイトの口コミを業者側が自ら書いている場合があるからです。

そうなると、どんなに悪徳業者であっても、良い口コミ評価ばかりとなってしまうため、情報の信頼度が低いものとなります。 また、サイトはコストをかければ検索の上位に上ることが可能です。

そのため、必ずしも検索上位の業者が信頼できるかと言われればそうとは限りません。 業者を探す際は、口コミや検索結果以外に3つのポイントをチェックしましょう。

  • ① 大手企業と取引しているか
  • ② データ復元実績があるか
  • ③復旧作業に対応できる業者か

最も注目していただきたいのは「大手企業を取引しているか」。 大手企業はデータ復旧技術の低い業者と契約を結びません。ということは、それだけ技術が信頼されているといえます。一度修復作業を間違えると、データが消えてしまう恐れがあるため、事前に調べる際は慎重に行いましょう。

料金が不明確な業者は避けること!

業者の公式サイトには、作業にかかる料金が掲載されているかと思います。 そのなかでも、「見積もり後に料金をお知らせします」など料金表示があいまいな業者は要注意です!
業者は修理する現物を直接見なくとも、「メディアのタイプ、容量、障害の状況」の3つでおおよその修理にかかる料金を把握することができます。
しかし、悪徳業者は「一度メディアをおくっていただかないと見積もりがだせません」と判断をあおってきます。 一度メディアを業者に送付してしまうと、お金を払わないと返さない、メディアに破損・傷をつけて再送されるなどトラブルになりかねません。 業者を選ぶ際は、料金の上限設定や、一律の料金体系をしっかり提示している会社を選びましょう。

前金で作業をしている会社は要注意!

業者に復旧作業を依頼する時、料金を支払う方法が「前金制」と「成功報酬型」の2通りがあります。 おすすめは成功報酬型です。成功報酬型だと、作業が完了したかを確認してからお金を支払うので安心です。

反対に前金制だと、作業が完了していないのにお金をとられる可能性があります。また、作業後の対応やデータが普及しなかった場合でもお金を払っているので、納得いかない結果になることがあります。 業者を探すときは、万が一データが復旧しなかった場合、どういう対応しているのか、返金有無や方法を確認しておきましょう。

そうすることで、未然に信頼できる業者かを見分けることができます。 以上、悪徳業者を見分ける時の注意点をご紹介いたしました。 大事なのは、焦って判断せず慎重に業者を探すことです。

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