大切な思い出を記録した画像データや、ビジネス上の機密情報を記録した業務データであれば、一刻も早くデータを復元したいと思うのは当然のことです。
また対応が早ければ早いほど、そのぶん、データの復旧可能性も高まります。
そうした顧客ニーズを受けて、出張対応という形で、その場でデータ復旧を行ってくれるサービスもあるようです。

出張サービスは本当に早い?

この出張サービスは、データを持ち込んだり郵送したりする手間がかからないぶん、一見スピーディーなようにも思えますが、いくつかの盲点もあるので注意が必要です。

出張サービスに関する最大の盲点は、現地で必ずしもすべて直るわけではないということです。
軽度な論理障害程度であれば、現地でも十分に対応することはできますが、物理障害ともなれば専用の設備(クリーンルーム)での処置が必要になってきます。
そうすると結局、復旧業者の社内に持ち帰って作業することになり、かえって二度手間。
時間も費用も余計にかかることになります。

複数拠点は本当に早い?

拠点を複数構えているデータ復旧業者もまた、一見スピーディーに対応してくれるように思えますが、ここにもやはり盲点があります。

確かに、拠点が複数あるぶん、持ち込みまではスムーズに行うことができますが、その後の作業はどうでしょうか?

さきほども少し述べた通り、精密機械であるハードディスクの復旧には、クリーンルームという特別な設備が必要です。

たとえ拠点(窓口)が複数あったとしても、結局はクリーンルームがあるラボまで運ばなければならず、さらに言うならば、依頼・相談を受けた窓口と、作業を行うラボが別々のため、情報伝達などの面でかえって非効率と言えます。

復旧スピードを求めるなら常備する部品についても確認を…

磁気ヘッド障害などの物理障害のケースでは、壊れた箇所を修理するため、新しい部品に交換します。
新しいものと交換すれば、すぐにデータが見られそうな気もしますが、実は壊れたHDDと交換部品のHDDの整合性が合わないと故障箇所は直らないのだそうです。
この整合性というのは、型番や製造国、製造ラボ、製造年などの条件、基盤や半導体チップの相性で、これらが合わないだけでも復旧できなくなる場合があります。
データ復旧業者によっては、この交換用の部品が無いために「復旧できませんでした」と回答するところもあります。
まるで、移植手術のドナーのように適合する部品を探し出すといったイメージです。

復旧スピードを重視するなら、あらゆるHDDの部品を常備している業者なのかどうかも確認する必要があります。

対応がもっとも迅速なのは実は…

以上のことを総合すると、理想的な復旧業者というのがおのずと見えてきます。それは、問合せ・相談に始まり、初期診断、復旧作業、納品に至るまでの全工程を、自社内それも一箇所で一気通貫で行ってくれるところ。
そして復旧を依頼したHDDと相性の合う部品が用意されているところこそが、迅速に対応する復旧業者だということです。

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