データ復旧を業者の方に依頼する際、専門用語を知っていると症状を詳しく業者に説明できます。また業者の説明を理解しやすくなるので、そういった意味でも専門用語を知ることは大切なこと。
こちらでは、データ復旧の際に使われる専門用語を15個ピックアップして紹介しています。
データ復旧の用語を紹介&カンタン解説!
- ●記憶媒体
コンピュータの補助記憶装置でUSBメモリや外付けハードディスク、CD-ROMなどのデータの記録が可能な媒体のこと。メディア・記憶メディアとも呼ばれています。 - ●ストレージ
データを保存する電子媒体と読み書きを行うドライブで構成された補助記憶装置。SSDやハードディスク、USBメモリーなどが当てはまります。 - ●メモリ
データの保管を行う装置や電子媒体の総称。文書や画像、動画などはコンピュータ内で0と1の二進数データとして扱われており、その情報を処理する際、一時的に保持するための機構。 - ●ディレクトリ
ファイルを整理・管理するためにコンピュータの記憶媒体に記録された管理情報(名前・大きさ・記録場所)。「フォルダ」とも呼ばれています。 - ●フォルダ
記憶媒体に記録された文書や動画、画像などのデータのまとまりであるファイルやプログラムを分類するための入れ物。 - ●レジストリ
OSやWindowsのソフトウェアなどの設定情報が保存されているデータベース。ユーザーパスワードの情報やインストールしたデータも格納されています。 - ●トラック
磁気ディスクや光ディスクなどの記憶媒体の単位。ディスクは何重もの円によって構成されており、その円の円周をトラックと呼びます。 - ●セクタ
磁気ディスクや光ディスクなどのトラックを分割した一部分。複数のセクタをまとめたものはクラスタと呼ばれています。 - ●クラスタ
ファイルに割り当てられるディスクスペースの最小単位。記憶メディアの最小単位であるセクタが複数集まったものをクラスタと呼びます。 - ●ファームウェア
電子機器に組み込まれているコンピュータシステムを制御するためのソフトウェア。パソコンや家電製品、携帯電話などのハードウェアを動作させるために必要です。 - ●ドライバ
ディスプレイやプリンタなどの入出力デバイスを制御する「デバイスドライバ」のこと。ハードウェアとOSやソフトウェアを繋ぐプログラム。 - ●アプリケーションソフトウェア
OSにインストールして利用者が求める情報処理を実行するソフトウェア。メモ帳やブラウザ、メディアプレーヤーなどを指します。 - ●フォーマット
ハードディスクなど記憶媒体を初期化して使用可能にすること。初期化の際、内部データはすべて削除されてしまいます。 - ●クラッシュ
長時間の稼働や高い負荷が掛かることが原因でアプリケーションやOSが異常終了すること。突然終了してしまうため、クラッシュ直前に作業していた未保存のデータは失われてしまいます。 - ●コンピュータウイルス
コンピュータに害をもたらすプログラムである「マルウェア」の一種。システムからシステムへと感染して被害を拡大することから「ウイルス」の名前が付いています。